和風家屋に華やかな飾りつけ、四日市で「つるし雛とちりめん遊び展」

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 「つるし雛とちりめん遊び展」が2月2日、三重県四日市市楠町本郷の市楠歴史民俗資料館で始まった。江戸時代の末に建てられた庄屋屋敷を保存した岡田邸の中に、手作りの飾りや人形たち約80点が展示され、華やかだ。3月5日まで。入場無料。【華やかに、にぎやかに飾られたつるし雛など=四日市市楠町本郷】

 資料館の保存運営委員会の企画で、制作や展示は、楠地区などの女性たちでつくる「きさらぎ会」が行っている。毎年の展示は10年以上続いており、地元では人気の展示。県内でひな飾りに力を入れている地域の人たちも見学に来ているそうだ。

 部屋の奥中央に、地域の人が提供してくれたひな人形の段飾りが置かれ、その左右などを、女性たちがほぼ1年かけて今回のために作ってきた「つるし雛」や人形、タペストリーなどがいっぱいに埋めている。「きさらぎ会」は現在、60代から80代が中心というが、展示に向けて手作りをしていることが、苦心もあるが大きな活力の元になっているようだ。

 期間中の2月26日午後1時30分から「おひなまつりコンサート」があり、アンサンブル「ムジクス」が春にちなんだ曲や、スタジオジブリ、ディズニーのおなじみの曲を演奏する。無料だが、定員30人は先着順。25日午後5時までに資料館に来館か電話(059・398・3636)で申し込む。

 資料館では28日まで「古布で遊ぶ展」も開催中で、こちらもひな人形などが展示されている。資料館は月曜(祝休日の場合は翌平日)が休館。