三重県に食中毒警報発令 今年初 食品取り扱いに注意を

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 三重県は7月3日、食中毒を引き起こす微生物が繁殖しやすい気象条件になっているとして、食中毒警報を今年初めて発令した。有効期間は同日午前11時から48時間。県では、生鮮食品の保管時の温度管理や、加熱が必要な食品の取り扱い、調理後の食品の保管などに十分注意するよう呼び掛けている。

 県内の3日午前9時現在の気温は、四日市市で30度、湿度は67%で、予想最高気温は34度。県食品安全課によると、同警報の発令基準のうち「気温30度以上が10時間以上継続すると予想される」という項目に該当しているという。昨年は6月27日と8月1日の2回発令されており、1回目の発令は昨年より6日遅かった。

 県内で今年発生した食中毒は1件(患者数41人)で、4月以降は無し。前年中は5件発生し、患者数は計70人だった。

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