「四日市の皆様よろしく」と笑顔 てつ家力丸さん 四日市市の「サロンde志氐我野」で落語披露

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【落語を披露するてつ家力丸さん=四日市市大宮町】

 桑名市と東京都を拠点に活動するアマチュア噺家のてつ家力丸さん(64)が11月22日、四日市市大宮町の古民家を改装したサロン兼郷土資料館「サロンde志氐我野」で落語を披露した。これまでに四日市市では、ゲスト出演はあったが、単独では初めて。

 40歳代から漫才をし、50歳代で落語を始めた。元々、「お笑い」が好きで、漫才師として大滝エージェンシー漫才塾の第一期生としてデビューしたそうだ。落語を始めたのを「50の手習い」と言いつつ、仕事をしながら、笑いを届けてきた。

 四日市で初めての単独での落語会。会場では、はじまりから笑いが沸き起こった。自身の出身地にちなんだものなど、次々と繰り出されるネタに笑いながらも来場者は拍手を送っていた。

 2021年からは3年連続で「第3回藤沢宿全日本素人落語フェスティバル」に出場しているてつ家力丸さん。今年は審査員特別賞(3位)に輝いた。笑いの道を歩み約20年、今後は四日市市で落語を披露していきたいそうで、「四日市の皆さん、これからよろしくお願いします」と笑顔で話していた。