四日市みなとランフェスティバル開催へ、2026年2月、中央緑地から旧港へ、7月18日申し込み開始

【第1回四日市みなとランフェスティバルのパンフレットから】

 三重県四日市市は、2026年2月1日に第1回四日市みなとランフェスティバルを開催すると発表した。中央緑地から旧港エリアなどを巡る10キロコースをメーンに、5キロ、小学生から参加できるジョギングコースを設定している。市は、2019年まで実施していた四日市シティロードレース大会以来のロードレース大会と位置付けている。

 森智広市長が7月8日の記者会見で説明した。同市では、2020年度に市制123年を記念するハーフマラソン大会へバージョンアップさせる計画もあったが、新型コロナウイルスの感染拡大やコース設定の難しさがあり、断念した経緯がある。市は、それでもランイベントへの市民の要望は多いとし、代替の大会について検討していた。

 主会場は四日市市中央緑地(日永東1丁目)で、ここをスタート、ゴールとする10キロの部、5キロの部の公道コース、緑地内トリムコースを走るジョギングの部(2キロ)の3種目を設けた。10キロは高校生以上が対象で、日本陸上競技連盟公認コースとなる。5キロは中学生以上が対象。小学3年生以下の出場には保護者の同伴が必要になる。

コースについて説明する森智広市長=四日市市役所

 参加申し込みは7月18日~9月30日で、定員は10キロが3000人、5キロが1000人、ジョギングが500人の計4500人。参加費用は順に4000円、3000円、2000円。

 10キロでは、旧港エリアで臨港橋、末広橋などの景観をながめ、第2埠頭に入ると海の景色も広がる。三滝通りを市役所付近まで北上し、工事が進む中央通り再開発の様子も見てもらいたいという。コース図や詳しい申し込み方法などが見られる公式ホームページも立ち上がっている。

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