四日市市を「学生将棋のまち」に、30年余も全国大会続く、アマチュア将棋連盟が市議会に請願

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【中川雅晶議長(左)に請願を説明する野山知敬代表理事(中央)と芳野孝さん(右)=四日市市諏訪町】

 三重県四日市市に事務局を置く一般社団法人日本アマチュア将棋連盟が6月2日、四日市市を「学生将棋のまち四日市」として発信するよう求め、市議会に請願を提出した。6月5日開会の定例月議会で審議される。全国の大学が戦う「学生王座戦」は、30年以上に渡って四日市市を会場に開催されており、市の文化的な面を発信する意味でも、シティプロモーションに生かしていくべきだとした。

 この日、アマチュア将棋連盟(通称アマレン)の野山知敬代表理事と、発案者のひとりでもある北勢労連議長などを務める芳野孝さんが中川雅晶議長を訪ね、請願文を手渡した。紹介議員は諸岡覚さん(新風創志会)、川村幸康さん(政友クラブ)で、担当は産業生活常任委員会になる。中川議長への説明には諸岡さんと小林博次さん(市民目線の会)が同席した。

 野山さんと芳野さんの説明では、毎年、12月の年末に四日市市文化会館などを会場に開いてきた全日本学生将棋団体対抗戦(学生王座戦)は、全国120大学から絞られた10大学が四日市に集結し、団体リーグ戦を繰り広げる。これが30数年続いており、全国の若者が四日市に親しんでくれている。団体戦だけでなく、個人戦の学生王将戦や学生女流名人戦も併せて開催されるという。

 一方、四日市には将棋に関する歴史上の人物もいたそうで、尾張国愛知郡で生まれた将棋棋士で、その後、四日市に移り、実業で活躍し、衆議院議員も務めた小菅剣之助(1944年没)がその人。関東将棋界と関西将棋界が決裂した時に再統一を果たした人物とも伝えられている。

 毎年の学生王座戦の運営には、ボランティアで参加する学生も多く、アマレンは市議会への請願提出だけでなく、市や四日市商工会議所にも市の魅力づくりのための協力を求めている。この日の請願提出の場面では、2027年が四日市市制130周年記念の年でもあるため、そこをスタートに発信できるのではとの意見もあった。

中川議長(中央左)に請願を渡す野山代表理事(同右)、芳野さん(右端)と同席した(左端から)小林さん、諸岡さん

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