三重県の御在所岳でアカトンボのふる里さがし始まる、子どもたちが羽根にマーキング

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捕らえたトンボを見せてくれる子ども
【捕らえたトンボを見せてくれた少年=三重県菰野町】

 三重県菰野町の御在所岳(標高1212m)で7月18日、アカトンボ(アキアカネ)の行動範囲を調べる「アカトンボふる里さがし大作戦」が始まった。1971年から続く夏恒例のイベント。羽根に印をつけて放し、秋にどこで見つかるかで、アキアカネの生活ぶりをうかがうことができる。イベントは8月31日まで。

 期間中、山上公園の「ございしょ自然学校」で受け付けており、参加無料で、虫網や筆記用具なども貸してもらえる。御在所ロープウエイによると、この日の山上は朝の9時で気温20度。おおむね、市街地より10度低いという。菰野町みどりの少年隊の子どもたち30人と保護者27人やほかの家族たちが参加して、トンボを捕らえ、御在所岳と分かる「G」のマークを羽根に描き、空に放した。たくさん捕らえた子も、難しかった子もいたが、涼しい環境で楽しく過ごせた様子だ。

アキアカネを追う子どもたち
アキアカネを追う子どもたち
やさしく羽根を持つ少年
やさしく羽根をもつ少年

 アキアカネは6月ごろに平地で羽化し、高温を避けるため、夏は標高の高い山へ飛んでくる。10月ごろ、産卵のために平地に戻るとされるが、生態はまだ分からないことも多く、このイベントはその解明の一端を担っている。これまでの調査では、福井県敦賀市や愛知県美浜町、京都市上京区でもマークのあるトンボが見つかったという。(記事中の写真は御在所ロープウエイ提供)

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