動物関係のボランティアらが集まっている四日市わんにゃん会議(駒田哲也代表)が10月29日、動物愛護センターの建設と、高齢者のペット問題への事前の備えなどを要望書にして三重県四日市市の森智広市長に提出した。
森市長はあいさつで、「みなさんの意見を踏まえて議論を進めています。センターについては場所の特定がとても大事で、調整しています。高齢者のペットの問題も、少しずつ前に進めているところです」などと話した。
動物愛護センターについては、保健所との話し合いができるようになり、今回、豊橋市動物愛護センターの施設や取り組みを紹介する資料を要望書に添えた。いったん建設すれば何十年も使うことになることから、将来を見据えた機能を持つことや、動物とのふれあいの場になったり、センターと協力できるボランティアの活動拠点になったりする、市民が行きたいと思えるようなセンターにしてほしいと求めている。
高齢者のペットの問題は、亡くなったり入院したり施設に入ったりした時に、ペットが置き去りになることだ。高齢者を訪問する時に用いる時の質問項目にペットのことを聞けるよう項目を入れて、高齢者のペット事情を把握しておくことが大切だとした。
この点については、市側はすでにケアマネジャーなどが用いている「生活チチェックシート」にある特記事項欄などを使って対応していると答えたが、質問をする人の意識に左右されてしまうなどとして、チェックシートにペットに関する項目をしっかり入れた方がよいとする四日市わんにゃん会議側の主張とやや隔たりもあった。
高齢者のペット問題の要望についても、東京都練馬区が実施している聞き取りシートなどを参考資料として要望書に添付した。
獣医でもある駒田代表は「自分がいなくなったあとのペットについて、高齢者が意識をもっていない。まずは考えてもらうきっかけにすべきだと思っています」などと話していた。
この日の要望活動には10人ほどが参加。市議の小林博次さんと水谷一未さんも同行した。










