三重県四日市市の市文化功労者と市民文化奨励賞が発表され、11月3日、市文化会館で表彰される。文化功労者は文化財保護分野から橋本巳貴也さん(85)、舞踊(バレエ)分野から小原芳美さん(75)、芸術(洋画)分野から伊藤宏さん(86)、音楽分野から琴伝流大正琴四日市支部の3人と1団体、市民文化奨励賞は音楽分野から花井悠希さん(38)が選ばれた。
市によると、文化功労者は、市の文化振興に寄与し、その功績が顕著な方の栄誉を称え、その功績を顕彰しており、市民文化奨励賞は、市の文化振興への寄与と、今後の活躍が期待される方を奨励して表彰している。
橋本巳貴也さん(四日市市楠町)は、市指定無形民俗文化財の南楠鯨船行事の保存会会長として、行事を後世に伝えるための記録映像の制作に尽力、会員指導や、小学生へ行事の由来や歴史の解説をし、後進の育成に努めるなど、行事の保存・継承に貢献した。

小原芳美さん(四日市市西日野町)は、永年、市でバレエの指導をし、世界で活躍する実力のあるダンサーを輩出している。スタジオ主催のバレエ全幕公演や創作作品を数多く上演し続け、市民がバレエ文化に触れる機会の創出に尽力するなど、後進の育成と市の文化振興に貢献した。

伊藤宏さん(四日市市西松本町)は、洋画を専門に市内中学校の美術部顧問や絵画教室の講師を務め、永く指導者として後進の育成に尽力している。市での個展開催を重ね、市民が芸術に触れる機会を創出し、市民芸術文化祭行事「四日市アート展」への出品を永年続けるなど、市の美術振興に貢献した。

琴伝流大正琴四日市支部(四日市市青葉町)は、50年にわたり大正琴の指導・普及に努め、国内外各地で演奏活動を行ってきた。市では定期演奏会の開催や高齢者施設でのボランティア演奏を永年続け、市民が大正琴に触れる機会の創出に努めている。市内小学校でのボランティア指導も続け、後進育成にも尽力し、市の文化振興に貢献した。

花井悠希さん(東京都)は、ヴァイオリニストとして国内外各地での演奏活動の実績があり、弦楽アンサンブル「1966カルテット」のメンバーとしても活躍している。市で「花井悠希のミュージックカフェ」を継続的に開催し、市民が質の高い演奏に触れる機会の創出に努めている。2016年度に四日市市観光大使に任命され、市のPR活動にも尽力している。

表彰式は11月3日午後1時半から四日市市文化会館第3ホールで行われる。













