三重県四日市市富州原町のイオンモール四日市北で10月28日、大勢が出入りする大型ショッピングセンターで火災が起きたとの想定で特別消防訓練が行われた。初期消火や避難誘導、はしご車を使った屋上からの救出などを行い、従業員のみなさんが、いざという場合にどう動くべきかを体験した。
訓練は午前8時半から始まり、イオンモール側の自衛消防隊など約150人や市消防本部、消防署、市消防団富洲原分団の約35人、10車両が参加した。大規模地震発生で店舗1階食品売場催事場付近から出火し、火災が拡大、負傷者も多数いるとの想定。


店内では自衛消防隊が買い物客を誘導して避難させ、初期消火をした。店の外の駐車場のスペースに救急隊が応急救護所を設け、消防隊員が店舗へ入っての消火活動をする一方、高さ25メートルまで伸びる屈折型はしご車を使って、屋上に残された人を救出するなどの訓練をした。最後は、消防車を使っての一斉放水をした。

訓練後、四日市北消防署の水野義隆署長が参加者を前に講評し、「本番では必ずイレギュラーなことも起きます。訓練を重ね、その場合でも対応できるようにしてください。これからの季節は強い風になりがち。仕事場で、家庭で、火の確認をお願いします」などと話した。

イオンリテール株式会社イオン四日市北店の明楽健店長は「熊本で爆発・火災があり、この訓練に身の引き締まる思いで参加しました。本当に起きた時のことも実感できたと思います。きょうは朝早くの訓練ですが、お客様の多い時にはどう動くべきかも考えていってほしい」などと呼びかけていた。
秋季全国火災予防運動は11月9日~同15日に、「火の確認 いい日を支える いい習慣」を標語に実施される。期間中、イオンモール四日市北の1階イオン銀行前通路では、市消防本部と市防火協会が募集した防火ポスター、防火習字の入選作品の展示などが行われる。















