三重県の四日市花火大会が8月31日、以前の霞ヶ浦地区から千歳地区に会場を変え、3年ぶりに復活する。定員8000人の観覧者(無料)を募集中で、6月20日が申し込み締め切りになっている。
募集対象は四日市市内在住者で、代表者を含め1組5人まで。観覧に行く全員の氏名、生年月日のほか、代表者の住所、電話番号、メールアドレスなどを記入し、無料シャトルバスの希望時間(15時台~18時台)、思いやり駐車場を希望する場合はその旨を書いて、郵送、FAX、専用フォーム(この記事末尾)から申し込む。応募者多数の場合は抽選になる。
郵送の場合は〒510-0093四日市市本町9-8 本町プラザ 四日市花火大会実行委員会事務局あて。FAXは059-354-8483。花火大会は午後7時15分~同8時の予定で、千歳町の第2、第3埠頭が観覧場所となるほか、当日は公式サイトでライブ配信を実施予定。納屋防災緑地に屋台などが出る「にぎわいエリア」を設けるという。
四日市花火大会は1958年から始まったとされ、2022年までは霞ヶ浦地区で開催されてきた。約4000発を打ち上げ、スターマインなどの演出もあったが、コンビナート地域ゆえに、火気の管理や港湾の荷捌きへの影響などもあって、中止を判断した経緯がある。しかし、その後、それまでの台船を使った打ち上げではなく、固定された防波堤を打ち上げ場所に利用する案が港湾関係者から提案されるなどし、2024年8月にモニター観客を招いての試験を実施し、今年の開催が決定された。