ターミナル整備や「うみてらす14」リニューアルなど、四日市港管理組合が当初予算案を発表

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【国際物流ターミナル整備などが進む四日市港(四日市港管理組合提供)】

 三重県の四日市港管理組合は3月19日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計は65億6789万余円で前年度比0.8%増、港湾整備事業特別会計は37億9355万余円で、同17.9%減となった。特別会計の減は、ひき船建造の完了により、建造費部分が大きく減少したことによるという。

 2021年度から始まり、2030年度の完成を目指している霞ヶ浦地区国際物流ターミナル整備事業などでは、2026年度当初では8億9400万円の予算額を計上した。伊勢湾台風後に整備された海岸保全施設のうち、石原・塩浜地区で耐震改良とかさ上げを進め、供用から60年以上が経過した東防波堤の予防保全も行う。

 四日市港の利用拡大を目的にするインセンティブ(報奨)を強化するため、1億2000万円を計上した。新規にコンテナ貨物を取り扱う荷主企業や、前年度よりコンテナ貨物の取扱量を増やす荷主企業に対する利用支援事業補助金を、より活用しやすい内容にするという。

 2028年度のリニューアルオープンを目指している四日市港ポートビル14階の展望展示室「うみてらす14(フォーティーン)」は、当初予算案に8500万円を計上し、基本設計、実施設計に入る。1階エントランスホールにウェルカムシンボルを展示してのフォトスポットを設けるほか、商談や打ち合わせにも利用できる多目的スペースを設けるという。

 14階の展望展示室では、プロジェクションマッピングによるナビゲーションシアターを設けるほか、社会見学などで訪れた子どもたちが操船やカントリークレーンの操作を体験できるよう、シミュレーターを設置する。

 人々が交流する港づくりに関しては、老朽化、遊休化した四日市地区千歳運河沿いについて、景観に配慮した護岸改修を進める。四日市みなとまちづくり協議会に参画し、にぎわいづくりに取り組み、四日市港まつりや、まちあるきイベントを開催する。

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