鵜の森公園に防犯カメラとシダレザクラ、四日市市へTANIX株式会社が寄贈

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【森市長から感謝状を受けるTANIXの伊藤宗嗣さんと谷口佳子さん=四日市市諏訪町】

 三重県四日市市のTANIX(タニックス)株式会社が、鵜の森公園にと防犯カメラ8台とシダレザクラの苗木を市に寄贈し、3月23日、市の感謝状を含めての贈呈式があった。安心して歩ける公園になってほしいとの願いからといい、シダレザクラはさっそく同24日に植えられる予定。

 贈呈式は市役所であり、TANIXから代表取締役の伊藤宗嗣さん、名誉顧問の谷口佳子さん、取締役会長の奥岡清也さん、取締役常務執行役員の伴昌彦さんらが出席、市側は森智広市長らが迎えた。

 伊藤さんから防犯カメラ、谷口さんからシダレザクラの、それぞれ目録が森市長に手渡され、森市長が感謝状を伊藤さんに手渡した。伊藤さんは「戦後すぐから四日市とともに歩んで80周年を迎えた記念にと寄贈を考えました。ちょうど鵜の森公園がリニューアルをしているので、市民のみなさまのお役に立つよう、安らぎを担えればと思っています」などとあいさつした。

防犯カメラと桜の目録を手にする森市長と、TANIXの伊藤さん、谷口さん

 森市長は「かつての公園は、若干、うっそうとしている印象もありましたが、1期工事が終わって、かなりすっきりし、きれいで開放的な公園になっています。防犯カメラは最初からは想定していなかったので大変ありがたい。歩いて楽しめる、行ってみたい公園にしていきたいと思います」などとお礼を述べた。

 市は防犯カメラ8台のうち4台を1期工事が終わった区域に、残り4台を2027年度の完成をめざす2期工事分の区域に設置するという。シダレザクラについて伊藤さんは「ソメイヨシノよりも寿命が長いようで、公園のシンボルのような木に育ってくれるといいなと思っています」と話していた。

 TANIX株式会社は、一般燃料から自動車、工業用の潤滑油、トランス油など各種の石油製品をはじめ、太陽光発電システムなどを手がけている。現在の本社は四日市市鵜の森1丁目。1946年、石油類の精製事業を主目的に谷口油化研究所を創設したことが起こりで、1949年に谷口石油株式会社に発展的改組、その後、石油精製施設を新設、拡大するほか、東京、大阪に支店を広げ、グループ会社も増やすなどしてきた。TANIX株式会社への社名変更は2020年。

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