高年齢や長期離職などの課題で再就職に不安を抱える人をよりていねいに支援しようと、三重県のハローワーク四日市(四日市公共職業安定所)に4月1日、求職者向け課題解決型支援サービスの専門窓口「はたらく応援コーナー」が新設された。県内のハローワークでは初の取り組みだ。
求職者を支援する「はたらく応援隊」も発足
この日、「はたらく応援コーナー」を担当し、仕事を求める相談者をほぼマンツーマンで支援する「はたらく応援隊」の発足式も行われた。隊員は専門窓口の機能を発揮するために増員された職員5人で編成、若手からベテランまでバランスのとれたチームになっているという。
5人を代表し、隊長の小林英徳さんが「我々は、課題を抱える求職者を、職業相談や求人開拓、職業紹介など、より手厚く、一貫した支援を行います。そして、おひとりおひとりに応じたきめ細やかな支援で、1人でも多くの方が就職できるよう、取り組んで参ります」などと決意表明をした。

「はたらく応援コーナー」は1階に開設され、プライバシーにも配慮したやや高めの仕切りの三つの窓口で、すでに相談も始まっている。担当者による予約相談、オーダーメード式の求人情報作成、履歴書や職務経歴書など応募書類の作成支援などを行う。
就職に苦戦する高齢者の支援に力
ハローワーク四日市の奥野裕子所長によると、四日市では企業は多いものの、再就職に苦戦している高齢者は多いそうで、応援隊は、中でも高齢者の就職支援に力を入れていきたいと、当面の活動の考え方を述べた。応援隊のメンバーが、求職者の話をしっかり聞き、一方で、企業のニーズもとらえて、あらたな高齢者向け企業説明会や面接会などを開催するなど、求職者と企業のよい出会いをつくっていきたいという。

求職者向け課題解決型支援サービスは、2024(令和6)年から始まったモデル事業だといい、この4月から活動を始めた四日市や岐阜県の大垣などを含め、現在は全国33のハローワークに広がっているという。四日市での実績によっては、県内のほかのハローワークに広がる可能性もあるという。









