三重県の独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)四日市羽津医療センターで5月16日、新型巡回健診車のお披露目会が開かれた。老朽化した健診車を新調するため、クラウドファンディングで支援を募っていたが、目標を上回る協力の申し出があり、新車両を整えることができた。運行は始まっており、センター側は「みなさんに守って頂いた健診車で、みなさんの健康を守って参ります」などと感謝を述べた。
お披露目会は四日市市羽津山町のセンターであり、多目的ホールで来賓あいさつや映像によるクラウドファンディングの取り組み紹介があった。そのあと、駐車場に出て、リボンに飾られた健診車の前で関係者がテープカットをした。
多目的ホールでは、山本隆行病院長が、「当院の特徴のひとつが健診で、早くから地域住民や会社の従業員の健康を守ってきた」と紹介。「今回、多くの支援を頂いたことで、もっともっと頑張って、地域のみなさんの利益になるように努めたい」などとお礼と今後への決意を語った。

クラウドファンディングは昨年12月から今年2月まで行われ、目標額は全体の費用の一部、1200万円に設定した。健診車は多くの医療機器を搭載しているため、車の購入だけでも7~8000万円と見込まれていた。金額の多寡よりも、地域や企業と病院が協力して健康を守っていく決意を共有したいと伝えることも大切なテーマだった。
当初、出足は決して順調ではなかったが、しり上がりに支援が増え、病院内のコーナーには応援メッセージもたくさん寄せられたという。最終的に498人が協力を申し出てくれて、金額は1672万9190円になったという。
大型バス級の大きさの新型健診車は、最新のデジタル撮影の技術も採り入れた健診機器を搭載しており、すでに、尾鷲市や南伊勢市、いなべ市など、向かった先々で利用者から温かく迎えられているという。









