NTTジャパンラグビーリーグワン(ディビジョン1)の三重ホンダヒートは4月4日、第14節で東京サントリーサンゴリアスと対戦し、24対17で勝利した。多くの代表選手を擁するスター軍団からのチーム史上初の勝利となったほか、ディビジョン1での3連勝、プレーオフ進出への争いにも重要な勝利となった。
栃木県のホンダヒートグリーンスタジアムは強い雨。前半5分、三重は敵陣深くのFWの連続攻撃から、最後はパブロ・マテーラが突進してディフェンスラインをこじ開け、先制トライ、北原璃久が難しい角度のコンバージョンを決めて、7対0とした。

勢いに乗り、三重は10分、ゴール前のラインアウトからモールで押し込むと、テビタ・イカ二ヴェレがトライし12対0、16分には敵陣22メートル付近から北原のキックパスを受けたベン・ポルトリッジがワンバウンドでキャッチしてトライ。17対0とリードを広げた。三重はイエローカードで10分間の数的不利を強いられた33分にトライを決められ、17対7とされると、その後は防戦一方となり、何とか10点差で折り返した。
後半開始早々の3分、東京にペナルティーゴールを決められ、17対10。1トライ1ゴールで同点となる点差に迫られた。相手の猛攻をしのいだ三重はレメキロマノラヴァの技ありキックから再び敵陣に攻め込み、ラインアウトからのモールで押し込み、今度もイカ二ヴェレがサイドを猛進、この日2本目のトライを奪い、北原のコンバージョンも成功し、24対10と流れを引き戻した。
三重はフレッシュなサブメンバーを次々に投入して運動量を落とさず圧力をかけたが、27分、ゴール前のラインアウトからトライを献上、コンバージョンも決められ、24対17と再び1トライ1ゴールの射程内に。それでも、三重は心をひとつにディフェンスラインを構築し、懸命なタックル。集中力を切らさず、ついにノーサイドの笛が鳴り響いた。

キアラン・クローリーHCは「大変満足しています。1週間、準備したことがうまくいった。終盤のDFは、我々がいかに勝利を望んでいるか、ハングリーな部分を示すことができました」と話した。
ゲームキャプテンのフランコ・モスタート選手は「終盤のDFでの努力は、自分がこのチームにかかわってからベストなパフォーマンスだったと思います」と話した。(記事中の写真は三重ホンダヒート提供)









