写真館より気軽に、プリクラより高品質な写真を撮りたい——。そんなニーズに応える「セルフフォトスタジオ」が注目を集めている。カメラマンに見られることなく自由にポーズを決めることができ、撮影後はスマホやパソコンで自然な加工も可能。三重県四日市市内でも店舗が増え、若い世代だけでなく50代以降にも支持が広がっている。
セルフフォトは韓国発祥 推し活にも

セルフフォトは2019年ごろ韓国で誕生したとされる。韓国では記念写真を残す文化が根強く、自撮りや美肌アプリの普及も早かったため、「カメラマンがいない写真館」という新しいスタイルが自然に受け入れられた。K-POPアイドルがモノクロセルフフォトをSNSに投稿したことをきっかけに、若者の間で大流行し、推し活ではアクスタと一緒に撮る“推しとの記念写真”としても広がった。
その後、コロナ禍で「人との接触を避けたい」というニーズが高まり、日本でもセルフフォトが急速に普及。四日市では2022年、中浜田町に「セルフフォトスタジオ moon」がオープンした。
写真館の撮影料が1万円前後なのに対し、セルフフォトスタジオは1000円〜5000円程度と手ごろ。スタジオにはプロ用の照明や背景、カメラが設置され、自分でシャッターを押すだけで撮影できる。照明効果でシワやシミが目立ちにくく、プリクラより高画質のため、SNS投稿はもちろん印刷しても画像が乱れない。
人目を気にせず表情が作れる
撮影時間は10分から30分ほど。自分のタイミングでシャッターを押せるため表情づくりに集中でき、人目を気にせず“変顔”も“決め顔”も楽しめる。プリクラより撮影スペースが広く、5〜6人のグループ撮影もしやすい。
諏訪栄町の「HANA photo room」の後藤有紀さんによると、利用者は若い人だけでなく50代以降も多く、夫婦写真や孫との記念撮影、送別会や飲み会前の思い出づくりなど幅広いという。
スタッフのサポートで初めてでも安心

設定や操作はスタッフがサポートするため失敗はほとんどなく、15分2500円から撮影できる。撮影データは全部ダウンロードでき、遊び感覚の写真だけでなく、履歴書用の証明写真を撮る人もいるという。後藤さんは「人目を気にせずリラックスできる空間で、あなただけの写真を残してほしい」と話す。
YOUよっかいちの姉妹サイト「MinaSukiよっかいち」の記事「フォロワー14万人「はなまっぷ」が四日市にフォトルーム開業!セルフ撮影もプロ撮影もOK」(https://yokkaichi.city/2026/05/20/5555/)では、フォロワー14万人のインスタグラムアカウントを運営する後藤さんの著書と、撮影料割引チケットの読者プレゼントを掲載している。セルフフォトを体験するきっかけとして、こちらも注目だ。









