段ボールで自作したガチャに参加してもらい、収益を熊本やベネズエラの地震の被災地に贈ろうと、8月17日、三重県立北星高校の生徒らが四日市市富州原町のイオンモール四日市北で支援のイベントを開いた。当初はベネズエラ地震の被災地支援をと準備を始めたが、途中で熊本地震が起こり、急きょ、両方の被災地のための活動にしたという。
「被災地支援 防災ガチャ」と名づけたイベントで、生徒会が中心になって準備してきた。午前10時の開店直後から、「何かの協力をしたいと思っていたから」と参加する買い物客らが訪れた。ダンボール箱のガチャマシーンの真ん中にあるレバーを回すとカプセルが出て来る。中には100円ショップで生徒が買い集めた携帯ミニライト、レインコート、圧縮タオル、アルミブランケットなどの実際に役立つ防災グッズが入っており、生徒たちの手書きメッセージも添えられている。複数回挑戦してくれる人や、1回200円の参加代だけでなく、1000円札の追加募金を渡してくれる人もいた。



北星高校は、自助、共助などの防災探究授業に取り組んでおり、生徒たちも防災への関心が高い。この授業の担当でもある坂田広峰教諭によると、ベネズエラ支援でイオンモール側に場所の使用を打診したところ、たまたま、8月17日から20日まで国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の難民支援の受け付けが計画されていたため、「一緒にどうか」と勧められ、初日のみを同時開催にしてもらったという。ベネズエラへの寄付はUNHCRを通して送る予定という。

生徒会長の中川遼太郎さん(18)は「今回のガチャは坂田先生のアイデアですが、生徒の間でも、何ができるか、よく話し合っていました。海外への支援を考えた時、貧困などの問題もあって、自分たちには何ができるだろうと話し合って、この企画になりました。みなさんが楽しく参加してもらい、防災について意識してもらえる内容だとも思います」などと話していた。















