三重県四日市市で毎年、大学日本一を決める「学生王座戦」が開かれ、全国から100人を超す学生が集まっている。遠くは北海道や九州からで、交通費や宿泊費も大変だ。四日市を決戦の聖地と見て集まる学生を少しでも応援してほしいと、日本アマチュア将棋連盟(通称アマレン)が市民や企業団体に寄付を求めている。この大会が今以上に広く知られ、「学生将棋のまち四日市」となるようにと願っているという。
アマレンの野山知敬代表理事や、協力している「将棋のまち四日市を目指す会」の芳野孝代表らが10月7日、四日市市政記者クラブで協力を求めた。すでに企業などへの支援を求めているが、多くの人に呼びかけ、学生将棋と四日市のかかわりを知ってもらおうと考えた。
全日本学生将棋連盟が主催する全日本学生将棋対抗戦(王座戦)は、「学生王座戦」の名でも知られ、北海道から九州までの120大学から予選を勝ち抜いた全国10大学の代表たちが年末の四日市に集結し、泊りがけで3日間の戦いを繰り広げている。
アマレンの本部が四日市市にあることで、会場確保や将棋盤などをそろえる手伝いが可能なこともあって、半世紀を超す歴史の中で、1992年の第23回大会から、ずっと四日市で開いているという。全日本学生十傑戦、学生女流名人戦も同時開催されており、四日市は学生将棋の聖地ともいわれるようになっているという。
今年は12月26日~28日、四日市商工会議所を会場に開かれ、一般の観戦もできる。アマチュアの学生たちの戦いといえど、将棋のレベルはアマチュア最高峰、プロのレベルといえるという。
そんな学生たちだが、選手だけでなく、会場運営のボランティアも含め交通費や宿泊費などは自前。学生将棋連盟がざっと調べたところでも総額900万円を超えており、北海道大学や九州大学になると100万円単位で、最も近い名古屋大学でも30万円を超す金額がかかっていたという。
野山代表理事や芳野代表は「すぐには難しいかも知れないが、せめて交通費くらいは出してあげられるようにできないかと思う」と話している。
支援金は個人が一口2000円、企業団体が一口10000円からで、三十三銀行四日市駅前支店の普通0798269(二ホンアマチュアショウギレンメイジムキョク)へ振り込む。メール(hhh00156@nifty.com)に氏名(法人名)、住所、電話、寄付者名または企業団体の担当者名を可能な範囲で連絡してほしいという。今回は10月24日を振り込みの締め切りに設定している。寄付者の名前は各大学へ配布するチラシなどに掲載する予定という。










