三重県内276人感染で過去最多 新型コロナ

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 三重県は8月18日、四日市市発表分36人含む県内男女276人の新型コロナウイルス感染が確認され、新たに名張市の5人が感染した県内の療術施設で、99事例目のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。1日の新規感染者数は、前日の208人を上回り過去最多。県内の感染者は延べ7669人となった。

 発表によると、四日市市以外の感染者の市町別内訳は、鈴鹿市65人、桑名市31人、津市30人、松阪市15人、伊賀市14人、亀山市、菰野町12人、いなべ市10人、伊勢市9人、名張市、川越町8人、明和町、朝日町5人、鳥羽市、志摩市4人、東員町3人、南伊勢町、玉城町2人、紀北町1人。県内の病床使用率は53・4%、うち重症者用病床の使用率は26%で、重症者は13人。入院調整中・自宅療養者は、前日より201人増え、初の1000人超えとなる1168人となった。

 名張市で感染した8人のうち、20代店舗従業員の女性と50代福祉施設職員の女性、70代の男女3人は、クラスターの発生した県内の療術施設の従業員と利用者。同施設では、これまでに11人(県外1人含む)の陽性が確認されていた。現時点で検査対象となる従業員14人と複数の利用者のうち、34人の検査が終了しており、陽性16人(従業員9人・利用者7人)、陰性16人、判定待ち2人となった。未検査の人数は調査中。

 伊賀市では、20代から70代までの会社員男女8人と10歳未満の未就学女児2人、30代無職女性1人、確認中の40代男女3人が感染した。

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