四日市市は、地域の将来を担う高校生が商店街等において課題研究し、その成果を発表することにより商店街等の賑わいを創出する「高校生による魅力創出事業」を実施している。事業の一環として、四日市高等学校新聞部の生徒3人が7月18日、学校近くの富田地区の商店街で取材をした。
近鉄富田駅西口に集合した部員らはまず、駅前にある「おやつの寅一」を取材。「初めて使った」というボイスレコーダーを使いインタビューに臨んだ。取材開始前には、録音をすることへの許可を得たり、撮影への協力もしっかりとこなした。
2店舗目は、駅から少し歩いたところにある「富貴堂」へ。1軒目と同じように、録音や撮影への協力をお願いしたあとインタビューへ。「お店の名前の由来は何ですか」「富貴堂のおすすめのメニューを教えてください」「商品の誕生秘話はありますか」など、テンポよく取材を進める部員ら。最後に店前で店主と店舗外観の撮影をし、今日の取材を終えた。
同部では新聞発行の際には校内のことが中心で、校外への取材は初挑戦。部長の青木千織さん(2年)は「思ったよりも質問して返答していただいたことに上手く対応できないことなど難しく感じました」などと取材を終え、感想を話していた。
今後は10、11、12月にもそれぞれ富田地区商店街への取材に行き、発行した新聞は校内や富田地区の商店街などに掲示する予定だという。