絵本作家、生物画家の舘野鴻さん 8月31日に四日市で講演会 参加者募集中

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【絵本作家・生物画家の舘野鴻さん(右)と舘野さんの作品】

 四日市市立図書館(同市久保田)は、絵本作家・生物画家の舘野鴻(たてのひろし)さんを招いた講演会『絵本の向こうがわ~自然・生命・環境~』を8月31日、じばさん(安島)5階の大研修室で開く。対象は中学生以上で参加無料。

 舘野さんは、1968年神奈川県生まれ。生物調査をしながら図鑑や児童書の生物画、解剖図などを描き、2005年からは絵本の制作を始めた。『つちはんみょう』(偕成社)で小学館児童出版文化賞受賞。『どんぐり』(小峰書店)では、2024年第29回日本絵本賞を受賞した。

 最新刊は、うんこを食べる美しい甲虫、オオセンチコガネを、悪戦苦闘しながら観察した記録『うんこ虫を追え』(たくさんのふしぎ傑作選 福音館書店)。国立科学博物館で開催中の「昆虫MANIAC」でも紹介されている。

 舘野さんは最近では、絵本にとどまらず、命の循環を考えるドキュメンタリー映画『うんこと死体の発見』に参加するなど、活動の幅を広げている。

 定員は先着60人。申し込みは、四日市市立図書館ホームページ (yokkaichi-lib.jp)、または直接、同館へ。問い合わせは同館TEL059-352-5108へ。

【舘野さんの作品】