三重県四日市市の四日市商工会議所で8月7日、「双子・三つ子家庭に必要な支援を考えるフォーラム」が開催される。1人の赤ちゃんを育てるよりも体や心の苦労が大きい多胎児の親にとって、自治体の支援策は頼りになり、子育てに勇気を与えてくれるという。四日市市の支援策を紹介しながら、全国に多胎児の子育てに応援が広がることを願う内容にしたいという。参加無料。
フォーラムは、四日市などの多胎児の親らでつくる「三重県多胎育児サークルふたば」(古川幸代代表)が主催して開く。古川代表は7月31日、森智広市長を表敬訪問し、フォーラムの内容や、多胎児の母親たちのふだんの悩みなどを紹介した。
古川代表によると、単胎児に比べ、双子や三つ子の多胎児はなかなか寝つかないなどの傾向が見られ、子育てには苦労が多いという。なかなか眠れないために母親にストレスがたまり、つい大きな声を出してしまって罪悪感にさいなまれるなど、気持ちへの理解が必要な状況にあるという。さらに、外出や移動の苦労も多く、親の孤立感にもつながるという。

四日市市では、2020(令和2)年に親子の居場所になる「さくらんぼひろば」が正式にオープンし、以来、多胎妊婦健康診査受診費の補助、多胎児産後ケア事業、ファミリー・サポート・センターの利用料補助、多胎妊娠の届け出の際に「ふたご手帖」配布、多胎児家庭家事支援サービス費用補助などの多胎支援の取り組みを重ねている。古川代表は「三重県はもちろん、全国でみても水準以上の取り組みを進めてくれていて、力をもらっている。その四日市から発信することで、多胎児支援の取り組みが広がることを願い、今回のフォーラムを計画しました」と話す。当日の模様はYoutubeでも紹介する計画という。
フォーラム当日は午後1時15分開会。森市長が市の子育て支援の取り組みを説明、こども訪問看護ステーションmom助産師の近藤綾子さんが「訪問看護ステーションでの多胎家庭支援の取り組み」、一般社団法人日本多胎支援協会理事の松本彩月さんが「データから見る多胎支援の必要性~多胎家庭支援が安心して暮らせる社会へ~」などのテーマで話す。その後、「多胎支援の未来を考える~地域・医療・行政・支援者の連携~」のテーマでパネルディスカッションをする。当日の会場準備や円滑な運営のため、主催者は下記の事前申し込みへの協力も求めている。
















