三重県菰野町の御在所岳に、花の形をした新しい展望テラス「FURURU(フルル)」が完成し、10月10日から利用できる。ひと足早く7日、報道関係者向けの内覧会が始まり、テレビ局などが取材した。周囲の木々では紅葉が始まっており、新しい記念撮影のスポットとして親しまれそうだ。
御在所ロープウエイ株式会社が6月中旬から約4カ月の工事で完成させた。ロープウエイ山上公園駅から伊勢湾側へ1分ほど歩いた朝陽台広場の中にある。1960年代にはここに喫茶店があったそうだ。
5枚に開いた花の形は、御在所岳に自生するアカヤシオにちなんだデザインで、花びらの先から反対側の花びらの先までが約10メートル、最も高いところで約3.6メートルという。「FURURU(フルル)」の名は、フランス語で花を意味する「フルール」から付けたという。
テラスには、折り返しのある計15メートルのスロープで上る。展望テラスで記念写真を撮る時に、テラスの全体を斜め上から一緒に撮れる足場が組まれており、グループで来た旅行者らに喜ばれそうだ。

この日、風は約13メートルと強かったが、よく晴れ、久しぶりの眺望が楽しめた。東側を見ると名古屋市街や遠くには御嶽山、北には藤原岳や伊吹山、やや西を向くと、琵琶湖の湖面も見ることができた。


四日市のこの日の最低気温が13度なのに対し、御在所岳では8.3度だったそうで、「FURURU」の周囲にあるアカヤシオなどツツジ科木々では紅葉が始まっていた。これから秋が深まると、紅葉前線となって、湯の山温泉街がある麓へと降りていく様子も楽しめる。

御在所ロープウエイでは、10月10日~同12日の三日間、営業時間を延長して山上で夕焼けを見られる「サンセット運転」をする。同11日には新テラス誕生記念のランタンイベントも開催する。

















