県立四日市農芸高校の服飾経営コース2年生が、パーソナルカラーと骨格診断の講習を受けた。卒業後にアパレルや美容業界を目指す生徒も多く、文化祭のステージで自作のドレスを披露することを見据え、真剣な表情で「自分の魅せ方」を学んだ。
同コースでは、3年生になると浴衣とドレスを制作し、農芸祭(文化祭)のファッションショーで発表する。男性教諭と腕を組んでランウェイを歩くのが恒例で、文化祭の大きな見どころとなっている。そのため、自分の魅力をどう引き出すかは重要な学びの一つだ。

2年生の探求授業でも、パーソナルカラーや骨格診断をテーマにする生徒が多く、関心の高さがうかがえる。この日はイメージコンサルタントの清水香里さんを講師に招き、実技を交えた授業が行われた。
高校生に広がるパーソナルカラー SNSの簡易診断が浸透
SNSでは「骨格診断」「パーソナルカラー」が広く知られる中、ネット上の簡易診断で「イエベ春」(イエローベース春タイプ)や「ブルベ夏」(ブルーベース夏タイプ)など自分のタイプを把握している生徒がほとんどだ。

授業では、カラー見本を顔に当てて本格的な診断を受け、多くの生徒が「ネットでの自己診断と同じだった。答え合わせができた」と喜んでいた。
骨の太さや腰の位置を確認 骨格診断で「似合う形」を知る
骨格診断では、骨の太さや腰の位置など、自分の体を客観的に見る難しさも実感していた。清水さんは、生徒の肩幅や骨の特徴を触って見極めながら「ナチュラルとウェーブが混ざっているね」など、一人ひとりに合わせて丁寧にアドバイスした。
文化祭ファッションショーへ 自作ドレスの色とデザインを検討
現在、生徒たちは文化祭で着るドレスの色やデザインを考えている。上半身に厚みがあり、首が短めに見えやすい骨格ストレートの生徒には「胸元を飾らないほうがすっきり見える」といった具体的な助言もあった。

また、好きな色やデザインが似合わない場合でも、「髪をアップにしたり、カラーコンタクトで瞳の色を調整すれば選べる幅が広がる」と提案を受けていた。
自分だけでなく他者の魅力を引き出す力を学ぶ
水色が好きだという戸板紗良さんは、ドレスを水色に決めている。「ブルベ夏と診断され、水色を選んだのが正解だった」と笑顔を見せた。美容師を目指す生徒は「振袖のコーディネートやヘアメイクを考えるときに役立つ」と話し、自分だけでなく「他の人の魅力を引き出す力」にも意欲を見せていた。









