こちらも夏に備えて衣替え、四日市の南部丘陵公園でヒツジの毛刈り

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【バリカンで毛を刈ってもらうヒツジの「日和」=四日市市波木町】

 三重県四日市市の南部丘陵公園にある小動物園で4月16日、ヒツジの毛刈りが行われた。ふさふさのままだと夏を越すのが大変で、病気になる心配もあるといい、毎年、この時期にしている。親子ら約40人が見守り、すっきりしたヒツジとバリカンを手に奮闘した飼育担当者に拍手が贈られた。

 ヒツジは8歳の雌で、名前は「日和(ひより)」。体長約1メートル、体重20キロほど。ニュージーランド原産のコリデール種という。2歳ごろまでこの小動物園で過ごし、その後、飼育を担当している「なかよし生き物倶楽部プチZOO」の本拠地がある岐阜で暮らしている。きょうは、毛刈りショーのための里帰り出張だ。

毛刈り前の「日和」はふさふさ

 電動バリカンを手にしたのは、飼育担当で毛刈りは6年ほどの経験があるという貝賀日向子さん。「日和」を背中側から抱えて両足で固定し、お腹から始めて首筋、背中へと刈っていった。

 バリカンは使っているうちに皮脂で動きが鈍るため、2台用意し、さらにほかの飼育担当者がスプレーでバリカンの歯に油を吹きかけるなどして進めた。「日和」は顔の近くにバリカンが来るといやがって動くため、けがをしないように抑え、できるだけ短時間で済ますようにするという。

 小さな子とお母さんの見学者が多く、福祉施設の車いすの人たちもやってきて見守った。「日和」はよく我慢しておとなしくしており、ざっと25分で毛刈りが終わった。すっきりして、一回り小さくなった姿の横には、できるだけ1枚のままに刈り取った毛がたっぷりと残り、重さを計ったところ、約1.7キロだった。この先、動物のイベントなどで子ども向けの工作に使う飾りにするなど活用されるという。

たくさんの人が見守った毛刈り
一回り小さくなった「日和」
こんなにたくさんの毛が刈り取られた

 南部丘陵公園の小動物園には今は雄のヒツジがおり、こちらは体も「日和」より一回り大きく、力が強いため、ショーとは別に毛刈りを済ませたという。

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