四日市病院の医師が新型コロナ感染 四日市

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   四日市市は1月13日、市立四日市病院(同市芝田2)に勤務する30代の男性医師と市内在住の男子中学生の2人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。市内の感染者は延べ249人、三重県内では延べ1613人となった。【勤務する男性医師が新型コロナに感染していることが発表された市立四日市病院=四日市市芝田2】

 発表によると、四日市病院の男性医師は1月9日に鼻汁の症状が出現。同10日夜に37度8の発熱や倦怠感が出現。同11日には38度5の発熱やせき、たんの症状があり、12日に市内の医療機関で検体を採取。検査の結果、感染が確認された。濃厚接触者は家族2人。1月4から10日に出勤していて、職場関係者ら66人が接触者に特定されている。1月2日に愛知県名古屋市内に住む親族宅を訪問していたという。

  四日市病院では、部屋の消毒や接触のあった入院、外来、救急業務に携わる職員や入院患者に抗原定量検査を実施し陰性を確認。接触のあった外来患者や協力会社の社員に対しても検査を実施している。入院や外来、救急に関しては通常通りの診療を実施している。

 市内に住む男子中学生は1月11日に38度から39度の発熱があり、倦怠感も出現。同12日に市内の医療機関で検体を採取し、検査の結果、感染が確認された。1月2、11日に市外の県内親族宅を訪問。1月6から8日に登校、4、5、9日には部活動に参加していた。家族3人と親族2人が濃厚接触者、部活動関係者8人が接触者に特定され検査を受けている。