三重県四日市市が計画中の新図書館(知と交流の拠点施設)への要望を木の葉の形の紙に書いて飾る「あったらいいな こんな図書館 アイデアツリー」が、近鉄四日市駅前の商店街にある。計画は、基本設計づくりの作業がやま場を迎えつつあり、出来る限り市民の声を反映させようと設けられた。
アイデアツリーは、商店街のアーケードの交差点角にある「ヨッカド」の中の17番ブースにある。ここは、中心市街地の活性化や賑わい創出を図るために官民が連携する「四日市エリアプラットフォーム」の活動スペースで、アイデアツリーはそのメンバーでもあるライブラリーフレンズ四日市が設けた。
代表の日下由紀子さんによると、国際図書館連盟(IFLA)から「年間最優秀図書館」に選ばれたこともあるフィンランドのヘルシンキ中央図書館オーディ(Oodi)の館内からヒントを得たといい、5月の大型連休明けくらいに設置した。
ライブラリーフレンズ四日市のメンバーで事務局も担当している今仁渉さん(31)が段ボールを切って、手作りの高さ約170センチのツリーにした。木の葉の形の紙は手のひらほどの大きさで、ツリーの近くにはこの紙とペンが用意されている。いつでも自由に書いてほしいという。
紙に書かれた新図書館への要望は、その文字から見て、小さな子どもから大人まで、いろんな人から寄せられている。「緑でいっぱいの図書館」「読書ができてカフェがある図書館」「子どもが泣いても、パニックを収められる部屋がある図書館」「いろんな人に出会いたい」など、多くの願いがある。

アイデアツリーに飾られた意見は、時々回収しているといい、ライブラリーフレンズ四日市が市に提言する場合などに、市にも提出される。新図書館が完成したあとも、今度は運営に対する市民の要望を伝えられるよう、アイデアツリーを続けていくことも考えているという。
















