特殊詐欺にだまされないでと、三重県四日市市西坂部町、富一コンクリート株式会社の代表取締役社長生川平藏さん(80)が9月30日、自宅の電話に取り付ける自動通話録音警告機計400台を北勢地域の6警察署に寄贈した。寄付の累計では1300台になったという。電話をしてきた相手に「録音します」などのメッセージを送り、詐欺をあきらめさせるもので、効果も大きいという。
寄贈式が四日市北署であり、門由実也桑名署長、織家宣幸いなべ署長、尾嵜隆則四日市北署長、髙橋康二四日市南署長、居附竜司四日市西署長、林忠雄鈴鹿署長が生川さんを迎えた。6署を代表して尾嵜署長が生川さんから目録を受け取り、生川さんに感謝状を手渡した。
生川さんは「気持ちのいい晩年を多くの人に過ごしていただけるよう、私が元気なうちは、この寄付を続けていきたい」などとあいさつ。尾嵜署長は「この機械は詐欺を未然に防ぐ有効な手段になっている。生川さんの気持ちを無駄にしないよう、我々も1件でも被害を防げるよう努力します」などとお礼を述べた。
生川さんは、長く子どもの見守り活動などを続けてきており、警察署からの感謝状は150枚以上にもなったという。このお礼をしたいと警察署に相談したところ、特殊詐欺の被害が拡大していることを聞き、録音警告機の寄贈を決めたという。過去3回の計900台と合わせて、寄贈した機械は1300台に。それぞれの署に分けて、市民らから相談があったら貸し出すなどして活用するという。
















