三重県四日市市日永東1丁目の市勤労者・市民交流センターで9月20日、コミュニティカフェあした葉5周年記念講演会が開かれた。楽しく生きる気持ちの持ち方、認知症の予防など、4人の講師がそれぞれの視点から、よりよい生き方のヒントを語った。
四日市市東富田町などを拠点に活動している一般社団法人あした葉(伊世克代表)が主催した。午前は元鈴鹿市議で無農薬の米作りや市民活動に取り組む杉本信之さん、岐阜県でレクリエーションを活用した認知症予防の活動をしている岡崎敏朗さん、午後は中日新聞社で医療分野を取材し、がん患者の地域生活を描いた著書もある安藤明夫さん、ひきこもりの若者の支援や生きることを応援する演奏活動を続ける南修治さんが講師。4人はこれまでも、あした葉の活動に協力してくれた人たちという。
杉本さんは、だじゃれや親父ギャグをふんだんに織り込んだ語り口で会場の笑いを誘い、食の話題や、困難を乗り越えた自らの体験も紹介しながら、前を向いて、わくわく、楽しく生きていくことが大切と呼びかけた。
岡崎さんは、脳の活動や認知症にかかわりのある脳内の物質について紹介し、必要な物質が減少して認知症にならないよう、食事や運動に気を付けて暮らす大切さを語った。簡単な運動も紹介し、睡眠、運動、栄養(食事)、楽しむことなどを大事にしてほしいと呼びかけた。

あした葉は、地域医療を考える住民の会として2011年に立ち上げられ、在宅療養啓発活動、認知症予防、緩和ケア講座、終活、アドバンスケアプランニングなどの啓発活動をし、2020年には一般社団法人あした葉へ移行して、居場所づくり、くらしの保健室、地域共生社会を見据えた活動をしてきた。
2021年9月には古民家を改修して東富田で居場所を開き、子ども食堂、誰でも食堂、晦日落語、誰でも英会話、認知症カフェなど多くの活動を続けている。今回の記念講演会は、こうしたコミュニティカフェあした葉の活動が5周年を迎えたことから企画したという。









