「今までで一番を」 YAGP出場の林さんが市長を表敬訪問

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 「小原芳美バレエスタジオ」(四日市市西日野町)に所属する林美羽さん(12)が、4月に米ニューヨークで開かれる、世界中から同世代の有望なバレエダンサーが集まるコンクール「YAGP(ユース・アメリカ・グランプリ) 2018ニューヨークファイナル」に出場する。【コンクールを前に森市長を表敬訪問した林さん(右から2番目)と代表の小原さん(右)、赤瀬さん(左)=四日市市役所で】

                                             

 林さんは、同スタジオ代表の小原芳美さんと教師の赤瀬麻美さんと一緒に3月30日、四日市市の森智広市長を表敬訪問した。森市長から「グランプリでの目標は何ですか」と質問されると、「今までで、一番良い出来になるように頑張ります」と笑顔で話していた。

 3歳半ごろにバレエを始め、「小原芳美バレエスタジオ」で、レッスンに励む。国内コンクールで上位成績を収め、着実に力をつけてきた。昨年、兵庫県尼崎市であった予選会で、クラシックバレエ・プリコンペティティブ部門(9歳から11歳)の上位12人に入り、ニューヨーク行きの切符を手にした。

 コンクールは4月13日から20日に開かれる。技術面だけでなく、表現力を向上させるため、普段のしぐさにも気を配るなど、世界の同世代トップクラスとのコンクールへ備える日々。「なんといってもまずは経験。世界の雰囲気を感じてきてほしい」と期待する代表の小原さん。今回の成績次第で、世界有数のバレエスクールへ奨学 金を受けて留学する資格を得ることも出来るという。

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