「AIの力を借りて100店のCMつくる」、四日市商業高校の商店街賑わいづくり

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【映像の撮影を生徒たちに指導するシャンソンさん=四日市市諏訪栄町】

 三重県四日市市の商店街をもりあげようと、優れた映像作品などをつくってきた県立四日市商業高校の生徒たちが、今年も近鉄四日市駅前のアーケード街で撮影を始めた。「AIの力を借りて100店舗のCMを制作する」が今回のテーマで、テーマソングもつくり、9月に公開する予定だ。

 諏訪栄町アーケードの公園通りに6月11日、3年生の女子生徒6人と男子生徒1人が集まり、案内役をしてくれる四日市商店連合会や一番街商店街振興組合の役員らと一緒に、撮影開始前の気合を入れた。

撮影開始前に気合を入れるみなさん

 生徒たちを指導するのは、今年も映像ディレクターのシャンソンさん。今回は1人あたり15店舗のCMをつくるといい、シャンソンさんは店をどんなアングルで画面に収めていくかなどを自ら動いて生徒たちに見せた。商店街の人によると、アーケード内外を合わせると、ざっと1000店舗近くはあるのではないかという。この中から生徒は自分で制作する店を決めて、今後、動画を編集して完成させていく。

 さて、なぜ、今年はAIか。「YOKKAICHI」の中心にはAI(地元愛)があることに気づいた生徒たちは、「日本初!?  動画初心者の高校生でもAIの力を借りれば100店舗のCM作れる説の検証」をしてみようとなり、話題のAIを味方につけることにした。

 実際に使うAIはすでにシャンソンさんが見つけてきていて、例えば、あるAIを使うと、店のテーマソングも、生徒は作詞をするだけで、曲調などを指定すれば、立派な曲ができあがるという。

店の外観を映像に収める生徒たち

 もうひとつ、今年は男子生徒が久しぶりに参加して、おなじみの「ちゃいろがーるず」とは呼べないのか?との疑問が。しかし、聞いてみると、「がーるず」は単に少女を表すのではなく、「ガチでおもしろい アイデアで ルーツの地元を ズキュンと発信」の略でもあるのだそう。で、男子がいる今年も「ちゃいろがーるず」なのだという。

商店街の人らと歩きながら撮影する生徒

 高校生が課題を研究し、その成果を発表することで商店街などのにぎわいを創出する「高校生による魅力創出事業」は2016年から続く四日市市の事業で、四日市商業高校はその初期から参加しているという。2025年度は若者に興味をもってもらうために恋愛ドキュメンタリーのオマージュ動画を作成した。「高校生なるほどアイデアコンテスト2025」で大分県教育委員会教育長賞を受賞するなどした。

 今年度の高校生による魅力創出事業には四日市高校新聞部の生徒も参加し、富田地区の商店街について校内新聞の記事に取り上げるという。

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