普段は営業日が限られたり、住宅地に店を構えたりしている人気のパン・焼き菓子店12店が一堂に集まり、こだわりの味を楽しめるマルシェ「四日市のまちなかで、ちょっといい日」が10月25日(日)午前11時から、表参道スワマエ商店街(三重県四日市市諏訪栄町)エリアで開かれる。萬古焼と花を組み合わせた花手水の展示もあり、東海道沿いの商店街を舞台に、現代版の市(マルシェ)を楽しめる。
イベントは、四日市観光協会と表参道スワマエ発展会、三重のグルメや観光を紹介するインフルエンサーの「RAMY(ラミー)」さんでつくる実行委員会が主催。観光協会の会員でもあるラミーさんが、四日市のあまり知られていない店を多くの人に知ってもらいたいと観光協会に提案し、「四日市まちなか文化祭」の一企画として開催が決まった。

四日市には、店主1人や少人数で営むパン店や焼き菓子店が点在する。素材や製法にこだわった商品が人気を集める一方、営業日が限られ、訪れる機会をつくりにくい店も少なくない。そうした店舗と来場者をつなぐ場として、今回のマルシェを企画した。会場は、アーケードのある水谷仏具店前の東海道沿い。雨天でも安心して買い物を楽しめる。

出店する「お野菜スイーツ・ちょびころマフィン」は、旬の野菜や果物を取り入れたマフィンが人気の店。子どもに野菜を食べさせたい保護者らから支持を集めている。週2日のみ営業し、小生町の住宅地に店を構えるため、来店できる人は限られるという。店主は「普段お店に来られない人にも味わってもらえれば」と期待を寄せる。

実行委員会は学校給食のパンを製造する「KOEI FOODS」(本社・四日市市小古曽東)など、地元で愛される企業にも出店を依頼した。KOEI FOODSのパンはホテルのバイキングや病院などでも提供されており、四日市の人たちが知らないうちに口にしているパンだという。
懐かしの給食パンも
小中学校の給食や四日市高校、四日市商業高校、海星高校の購買向けのパンを手がける、創業70年のベーカリー「アンデルセン」(浜一色町)も出店する。ラミーさんが同店の武藤章生さんに出店を依頼すると、「ラミーさんからのお願いなら」と快諾したという。
武藤さんによると、「学生時代に食べたあのパンが食べたい」と子どもと一緒に買いに来る人や、子どもが学校で食べておいしかったことをきっかけに、保護者と一緒に店を訪れる人もいるという。

当日は、リンゴの果肉入りカスタードクリームを詰めた名物の「りんごパン」を販売する予定。リンゴの形をした見た目も愛らしい人気商品で、ラミーさんもお気に入りのパンだ。

そのほか、カツサンドやミニクロワッサンなども販売する。高校の購買部で買える程度の価格で提供しているといい、武藤さんは「マルシェで高校生の頃に食べた懐かしの味に再会できます」と笑顔で話す。

会場の案内所には、萬古焼と花を組み合わせた花手水「華ばんこ」も展示する。手がけるのは、花風景を発信する人気インスタグラム「はなまっぷ」の代表で、諏訪商店街のフォトルームの「HANA photo room」を運営する後藤有紀さん。萬古焼作家の清水 潮さんの器に季節の花を浮かべ、食器としてだけでなく、花器としての萬古焼の魅力も伝える。四日市ならではの花の風景を表現する。

今回はハロウィーンカラーをイメージした花手水を予定しており、自由に撮影できる。後藤さんは「写真だけでは伝わらない器の存在感や花の色、水面の表情も、ぜひ実物でご覧ください」と呼びかける。
当日は、限定チャリティー紙袋を1枚300円(税込)で販売し、売上金を熊本地震の義援金として寄付する。商品を持ち帰るための袋は用意されないため、エコバッグなどの持参を呼びかけている。

出店者情報や最新情報は、四日市市観光協会の公式サイト(https://kanko-yokkaichi.com/focus/f-1711/)や公式インスタグラム(https://www.instagram.com/yokkaichi_goodday/#)で随時発信している。またラミーさんのインスタグラムアカウント(https://www.instagram.com/ramy_miegohan/#)でも情報発信している。















