『ほらふきのちゃんはうそつき』
「ぼくらのともだちにな、うそばっかりつくこおんねん。そのこのうそ、めっちゃおもしろいから、いつもたのしみやねん。」
こんな前書きで始まるこの本は、ぜーんぶ「ほらふきのちゃん」という女の子のほら話でいっぱいなんだけど、大人も子どもも、このおもしろさにやられてしまう。
近頃、気持ちのよいほらふきの話ないなあ…と思ったところに、この一冊!。
「ヒッヒッヒッ」と笑う、ほらふきのちゃん。彼女のおばあちゃんは寒いところに住んでいて、カチコチに凍った髪を大工さんにのこぎりで切ってもらっている。とか、よく噛んでいるガムみたいな〈やわらかい石〉は、庭から生まれる。などなど……。そんな彼女はとうとう「うそつきばんぱく」に出場することになるからオドロキだ。
子どもだけに読ませておくのはもったいない。頭のカターイ大人も一緒に読んで、ほらふきの達人目指そう。

『ほらふきのちゃんはうそつき』
偕成社 1,430円(税込)
加瀬健太郎 作
横山寛多 絵
子どもの本専門店 メリーゴーランド
四日市市松本町3-9-6(火曜日定休)
TEL.059-351-8226 FAX.059-351-3472
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