標高1212メートルの御在所岳山頂で8月11日、三重県と滋賀県の県境をまたいで反復横跳びに挑戦するイベントが行われた。小学生から90歳まで幅広い世代が参加し、山の日の山頂を盛り上げた。会場では「山の日記念カード」が配布され、クイズや缶バッジづくりを楽しむ家族連れも多く見られた。
山頂は朝から晴れ、湿度が低く、時折強い風が吹いた。日陰では寒さを感じるほどの涼しさの中、午前10時には約400人が集まった。記念カードと「11日」と書かれた日めくりカレンダー1枚が配られ、記念撮影を楽しんでいた。

小学生から90歳まで参加
反復横跳びは20秒間に何回できるかを競うもので、県境ラインをそのまま競技の舞台にした。参加者は左右の県を行き来しながら、懸命に体を動かした。
最高記録は60回。山岳スキーヤーで世界選手権に出場した小寺教夫さんらも参加し、俊敏な動きを見せた。週4日スイミングに通うという90歳の女性は35回を記録し、周囲から驚きと応援の声が上がった。

四日市市立高花平小学校5年の藤澤結仁さんは54回を記録し、自己ベストを更新。「来年は優勝したい」と笑顔を見せた。

会場では三重県山岳遭難防止対策連絡協議会による安全登山の啓発活動が行われ、缶バッジ作りやクイズも実施。「三重県内で最も遭難が多い山はどこか」などが出題され、子どもたちが挑戦した。

思い思いに楽しむ山の日
イベントを知らずに愛知県から訪れた20代の男性グループは、午前7時ごろからロープウエイを使わず登山で山頂を目指した。時折強風が吹き危険を感じたというが、この時期としては涼しく快適で、2時間弱で山頂に到着したという。

来場者の中には、愛犬をケージに入れて連れてきた人もいた。ペットはロープウエイの運賃が千円かかるが、「大事な家族の一員なので連れてこられてよかった」と話していた。

アカトンボにマーキングして放す「アカトンボふる里さがし大作戦」や、昨年登場したブランコを楽しむ家族連れの姿もあり、夏休みのひと時を過ごす多くの人でにぎわっていた。
















