市立四日市病院の20代看護師女性2人が陽性 新型コロナ

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 四日市市は10月6日、市立四日市病院の20代看護師女性2人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。同市の感染者は延べ104人、県内は延べ534人。6日の新規感染者は計4人となった。【入り口に設置された外来診療の中止を告げる看板=市立四日市病院で】

 同市保健所保健予防課によると、20代看護師女性の1人は、9月30日から味覚・嗅覚障害が出現。10月3日からは咳なども発生したため5日に検体採取、翌日に陽性が判明した。28日に別居親族が陽性患者宅に宿泊。翌日に親族と一緒に自家用車で京都や神戸へ外出していた。

 6日時点で特定されている濃厚接触者は親族1人、医療機関関係者3人。

 同じ病棟で勤務するもう一人の女性は、症状はないが9月28日から30日にかけて東京を訪れ、感染者の濃厚接触者だった友人と接触したため、6日に検査を受けたところ陽性が判明した。現時点で特定されている濃厚接触者は同居家族2人。

 市立四日市病院は6日に病棟の消毒を実施し、7日の脳神経内科、消化器内科、腎臓内科、皮膚科の外来診療を中止するという。また、入退院や転棟を当分の間中止すると発表した。

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