四日市工定時制教員ら5人感染 県内7人

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 三重県は11月17日、菰野町や桑名市などで男女5人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。津市の男性以外は詳しい感染経路が分かっていない。この日の県内感染者数は四日市市発表分(2人)を合わせ7人、延べ628人となった。

 県によると、菰野町の40代男性は、県立四日市工業高校定時制の教員。8日にせきなどの症状が現れ、一度解熱したが、14日に再発熱。12日と13日は出勤していた。濃厚接触者は同居家族3人で、接触者は定時制の学校関係者15人が特定されている。県教委によると、定時制は16日夕方に教員の感染判明後、授業を停止し生徒は下校。17日は臨時休校した。感染した教員は、全日制の生徒や教員との接触は無かったという。

 桑名市では60代男性2人が感染。会社員は9日にせきなどの症状が現れ、翌日に発熱後、一度解熱したが16日に再度発熱した。勤務先は県外。パート従業員は14日からのどの違和感が出現、名古屋市内の飲食店を利用していた。

 伊賀市の50代会社員女性は15日に発熱。職場には13日まで出勤し、14日に同居家族を県外に送迎したが車外には出なかった。濃厚接触者は同居家族4人、接触者は別居親族1人で、職場関係者は調査中。

 津市の20代会社員男性は広島市で感染者が出た会食に参加しており、無症状。