三重県は2月17日、県内で852人(四日市市発表分126人含む)が新型コロナウイルスに感染し、70代と80代の女性が死亡したと発表した。県内の医療機関では職員4人、入院患者11人の計15人の感染が判明し、135例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ3万4505人、死者は213人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、津市154人、四日市市125人、松阪市112人、桑名市110人、鈴鹿市90人、伊賀市63人、いなべ・名張市が各32人、伊勢市26人、亀山市13人、県外11人、東員・川越町が各10人、菰野町9人、木曽岬・朝日町が各8人、鳥羽市と明和町が各5人、尾鷲市と玉城・大紀町が各4人、志摩市と度会・多気・紀宝町が各3人、熊野市2人、南伊勢・紀北・御浜町が各1人。
県内の入院患者は305人、うち重症者は5人で、いずれも前日と同数。病床使用率は57・1%、重症者用は9・6%。自宅療養者は前日より26人減の5643人となっている。
クラスターが発生した医療機関では、検査対象者72人(職員23人、入院患者49人)のうち15人が検査で陽性と判明し、残る57人は陰性だった。
また県によると、16日発表分の感染者情報に1件重複があったため、同日の感染者数は1人減の881人に変更されている。
※2月17日午後5時27分、同9時6分、18日午前9時30分追記