スパークリング日本酒の限定商品を7月5日まで特別販売、四日市の伊藤酒造、近鉄百貨店四日市店で

特別販売会でスパークリングのUZUMEを手にする伊藤旬社長
【特別販売会で、「UZUME Sparkling awa 2026 Yokkaichi Edition」を手にする伊藤旬社長=四日市市諏訪栄町 】

 三重県四日市市桜町の伊藤酒造株式会社がつくるシャンパンのように泡を楽しめるスパークリング日本酒「UZUME(鈿女) Sparkling awa」が、3年連続で金賞以上を受賞した。7月4日、これを記念した限定商品2種の特別販売が近鉄百貨店四日市店1階のお酒売り場で始まった。四日市の風景をモチーフにしたボトルは販売数が150本ほどの超限定品という。特別販売は5日まで。

 発売されたのは、まず、「UZUME Sparkling awa 2026 Yokkaichi Edition」(720ml、税込み11000円)。かつての四日市の海岸線の風景をイメージしたラベルに「UZUME」とシンプルに名前を刻んだ。3年連続受賞の、本格的なシャンパンと同様の瓶内二次発酵などの技を使っており、にごりがなく、泡の立ち方も特徴的で、さまざまな料理に合う辛口になっているという。

 もうひとつは、「UZUME うすにごり Sparkling 2026 Yokkaichi Edition」(170ml、税込み1100円)。うすにごり生酒ならではの、やわらかな旨味と軽やかな発砲感が特徴という。こちらには、工場夜景をイメージしたラベルが使われている。

 初日は開店早々、「発売日を待っていた」と720mlの「UZUME」を購入したお客様もいて、伊藤旬代表取締役社長が自ら対応していた。限定商品は「世界で評価された酒に四日市という街の名前や文化を重ねたい」との思いからといい、ほぼ四日市市での販売を考えているという。

 伊藤酒造は弘化4(1847)年創業で、長い経験がスパークリング日本酒づくりにも役立ったという。フランスのパリで開催される日本酒コンクール「Kura Master」で2024年にプラチナ賞、2025年、2026年に金賞を受賞した。シャンパンを知り尽くしたフランス人ソムリエによる審査で、世界に通じる泡の真価が問われるコンクールだという。

 東京五輪での乾杯酒にしたいとの夢は、新型コロナの大流行で実現しなかったそうだが、2023年のG7三重・伊勢志摩交通大臣会合での公式提供酒に選ばれた。海外出荷もしており、シンガポールなどで乾杯に使われる機会も増えているという。

こんな投稿もあります。