三重県四日市市が保有するトイレトラック(こにゅうどうくん移動トイレ)が8月4日、「令和8年熊本地震」の被災地、熊本県宇城市へ派遣された。昨年11月に導入して、市外の被災地へ応援に向かうのは今回が初めて。現地での設置などを担当する4人の職員が運転し、幹部職員らに見送られて出発した。
市総合会館1階ロビーで出発式があり、派遣される危機管理課副参事(危機管理企画監)本田敦さん、同課主幹藤谷淳さん、生活環境課主事今村瞭佑さん、環境政策課主事鎌田和哉さんの4人を幹部職員らが見送った。
式では森智広市長を前に本田さんがあいさつをし、「被災者に寄り添い、少しでも力になれるようがんばります。夏の暑い避難所の状況も把握し、今後の四日市の防災にも経験を生かしたい」などと話した。

4人はトイレトラックのほか、飲料水約600リットル、トイレットペーパー200ロールを支援物資として持参。派遣期間は5日間程度を予定しているという。避難所運営、保健師などのその他の職員派遣についても三重県など関係機関と調整中だという。
「こにゅうどうくん移動トイレ」は、長さ6メートル、幅2メートル、高さ3メートルほどの大きさで、普通のトイレ4室と車いす用リフトも備えた多機能トイレ1室の計5室を荷台部分に載せている。くみ取りなしで約1000回の使用が可能という。荷台部分に描いたこにゅうどうくんの絵も、被災地の人をいやしてくれると期待されている。
災害でトイレが使えなくなった時に各地の自治体からトイレトラックが応援に向かえば助けになるため、静岡県御殿場市に拠点がある一般社団法人「助け合いジャパン」が推進するプロジェクト「みんな元気になるトイレ」のトイレトラックを導入した。平時はイベントなどでも活用し、災害時には支援などで使う運用を基本にしている。
四日市市は、3階の健康福祉部福祉総務課と1階の市民生活部市民課、各地区市民センターに義援金受付場所を設けており(平日)、近鉄四日市駅高架下の四日市物産観光ホール内市民窓口サービスセンターでは土日も含んで受け付けているという。















