三重県四日市市の九鬼肥料工業株式会社(九鬼十三男代表取締役社長)が6月23日、市の緑化のためにと100万円を寄付、市から感謝状が贈られた。市緑化基金に積み立てられ、緑化の推進や、ボランティアによる緑化に関する活動支援などに活用されるという。
この日、九鬼社長が市役所を訪れ、森智広市長に寄付目録を手渡し、森市長から感謝状を受けた。九鬼社長は「会社が利益を出せている限り、この寄付は続けていきたい。私は都市の魅力は緑で決まると思っています。ぜひ、緑化に力を入れていってください」とあいさつした。森市長は「かねてから寄付を続けて頂き、市の緑化に使わせてもらいます」などとお礼を述べた。

市緑化基金は、市内の緑化推進や保全のため、1991年に設けられたが、その早い時点から同社は寄付を続けている。市によると、この3年間は毎年、まとまった金額の寄付も追加でしてもらっているという。
市長との懇談で、九鬼社長は最近の中東情勢に触れ、原料が値上がりしていることで市民生活に影響が出ることへの懸念を語り、「日本のような貿易立国には平和はなくてはならないことです」などと話していた。
九鬼肥料工業は、歴史に名を残す九鬼水軍の末裔が文化2(1805)年に四日市で塩や肥料の問屋を始めたのが始まりとされる。四日市市のほか北海道にも支店や工場があり、肥料の製造・販売事業を全国で展開している。









