『ねこまたさんとぬりかべさん』
子どもが大好きな、ようかいの絵本。とは言っても、のんびり、ゆったりした空気が流れていて好感が持てる。
『ねこまた』というのは、しっぽが二つに分かれている、とっても長生きした猫の妖怪。
『ぬりかべ』はでっかいからだの、壁みたいな妖怪。
このふたりのようかいが、ぐうぜん出会って仲良くなっていく。その絵がとぼけていて、笑ってしまう。風景がのどかでほんわりあったかいのがよい。
ぬりかべに、散歩中の犬が、小便をひっかけていくところはおかしい。ぬりかべは急いで川にからだを洗いに行くのだが、ぬりかべの上にのっていた、ねこまたは、川の中の魚を発見して、つかまえようとするのだ。
最後には、ようかい仲間をあつめて、魚のごちそうパーティの場面。ここを見ると、たくさんのようかいがいる。きっと続編もあるな、と思う。

童心社 1,760円(税込)
富安陽子 ぶん
おくはらゆめ え
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