三重県四日市市の大矢知地区市民センターで8月8日、地域交流イベント「ちょこっと広場」が開催された。世代を問わず立ち寄れる場として続けられている取り組みで、今年で3年目を迎える。
子ども中心から多世代が集う場へ
イベントは、実行委員長を務める人見悦子さんの「不登校などで引きこもりがちな子供たちが安心して過ごせる場所をつくりたい」という思いからはじまった。当初は子どもを中心とした取り組みとしてスタートしたが、保護者や地域の高齢者も参加するようになり、多世代が集う場所として定着していった。
遊びと食事を楽しめる2つの企画
当日は「遊びの広場」と「ちょこっと食堂」の2つを中心に実施。遊びの広場では、折り紙や将棋、オセロ、バルーンアート、紙芝居、手品体験、ボッチャなどのコーナーが並び、子どもたちはもちろん、大人もそれぞれ好きな場所で思い思いに過ごした。





ちょこっと食堂は、正午から50食限定で開かれ、献立は毎回、「当日のお楽しみ」となっている。この日はビビンバ丼、わかめスープ、フルーツカルピス寒天が用意された。子どもたちが普段の給食で親しんでいる味を参考にしながら、幅広い世代が訪れることを考え、ビビンバ丼にはピリ辛のたれを別添えして好みで調整できるよう工夫していた。

イベントは、地域のボランティアの協力で運営されており、準備から当日の進行まで、それぞれが役割を担っている。

非常時に支え合うために
人見さんは7月28日に発生した熊本地震に触れ、「地域のつながりが非常時の支えになることを改めて意識した」と語る。日頃から顔を合わせ、気軽に言葉を交わせるつながりが、いざという時の支えになると考え、イベントを継続してきた。「秋にも開催するので、大矢知地区以外の方も気軽に遊びに来てほしい」と話し、今後の取り組みに意欲を示した。
次回は10月31日(土)午前11時から午後2時まで、同センターで開催する。入場無料(ちょこっと食堂は子ども無料・大人300円)
問い合わせは人見さん(090-3931-3770)まで。








