【続報】三重県内28人の感染確認 四日市で7人 病床使用率50%に

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 三重県と四日市市は4月17日、四日市市7人を含む県内28人が新型コロナウイルスに感染し、4月上旬に感染がわかった30代の男性2人の変異型ウイルス感染が確認されたと発表した。重症者は前日より4人増の11人で、重症者用病床の使用率は20・8%、入院患者は4人増の196人となり、確保病床392に対する使用率は50%に達した。県内の感染者は延べ3153人、変異型ウイルス感染者は201人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市7人、津市・鈴鹿市5人、伊賀市・いなべ市2人、名張市・亀山市・志摩市・菰野町・川越町・大紀町・国外が各1人。

 亀山市の自動車部品工場のクラスター(感染者集団)では、新たに男性従業員4人(亀山市20代、四日市40代、鈴鹿市40代、50代津市)の陽性を確認。この工場ではこれまでに114人が検査を受け、15人が陽性、99人が陰性、195人が未検査。松阪市の病院のクラスターでは、入院している津市の80代男性が検査で陽性に。同病院では240人が検査を受け、職員1人を含む13人が陽性、227人が陰性だった。

 四日市市で14日に感染がわかった50代女性と同じ市内の通所介護施設では、同僚の40代女性2人と、菰野町の30代看護師女性も検査で陽性と判明。津市の未就学男児は、濃厚接触者となっている同居家族6人以外に、通っている保育園の関係者の接触者調査も進められている。川越町の40代女性(会社員)は、職場関係者約60人が接触者となっている。

 国外在住の30代男性は、県内で開かれているゴルフ大会に参加していたプロゴルファーで、15、16日に出場したが、15日に全身倦怠感など、16日に38度台の発熱や頭痛などの症状が現れ、検査で陽性と確認された。12日までは県外に滞在していたという。

※4月17日午後5時35分追記