三重県内7人の感染確認 学校職員や介護施設利用者も 新型コロナ

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 三重県は6月16日、県内で7人(四日市市発表分2人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染者が10人を下回ったのは3日連続で、県内の感染者は延べ5158人に。また、5月下旬以降に発症した20代と40代の男性2人が、スクリーニング検査で、インドで確認された変異型ウイルス(デルタ株)に感染していることが確認された。

 発表によると、桑名市で確認された3人のうち、四日市市内の複数の公立学校に勤務する40代女性(学校職員)は7日に発症し、15日に陽性と判明。家族・親族計6人と、勤務先の学校関係者計5人が接触者調査の対象となっている。過去に一度陽性となったことのある60代男性(介護施設職員)は無症状で、同居家族1人が濃厚接触者となっている。

 津市では、12日に県内の介護施設2か所を利用した70代女性(無職)が陽性と判明。同居家族2人の他、2つの施設の関係者計40人が接触者調査の対象となっている。

 16日時点の県内の確保病床435に対する使用数は82、使用率は18・9%、うち重症者用は確保病床57に対し使用数9、使用率は15・8%となっている。