新しい「船出」を友人たちと祝う、四日市市で「20歳を祝う会」

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 三重県四日市市の「20歳(はたち)を祝う会」が1月9日、同市羽津甲の四日市ドームで開かれた。成人年齢が改定されたが、県内では伊賀市を除いて、当面は20歳でのお祝いが続く見通し。式典は同年代の委員たちが企画したプログラムで進行され、この日のテーマを「船出」と発表、ディズニーリゾートのペアチケットなどが当たる抽選会でひとときを過ごした。【久しぶりに会った振袖の友人たちと=四日市市羽津甲】

 式典の対象者は、昨年12月1日現在で市内に住民票がある3086人(男性1541人、女性1545人)。新型コロナの感染対策で、出席者の座席の間隔を広くとることができる四日市ドームを会場に選んでいる。

 森智広市長は、中央通りの再編で市が大きく変わろうとしているタイミングだとして、「その四日市と共に大きく成長してほしい。みなさんには可能性がたくさんある。自分自身でつかんで、人生を切り開いてほしい」と励ましの言葉を贈った。

 舞台では渡邊真菜さんがこの日のテーマを「船出」と発表。「つらいことも共に乗り越えた仲間がいたからこそ、20年の感謝を胸に、新しい一歩を踏み出す船出の時を迎えている。広い海にはさまざまな出来事が待ち受けているだろうが、ともに新たな旅に出発しましょう」などと語りかけた。

 このあとは抽選会で、参加券の番号が読み上げられた。1等のディズニーリゾートのペアチケットの当選者は男性で、司会の委員から「彼には素敵な彼女がいます」などと冷やかさる場面もあった。

 

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