四日市でコスプレの新イベント「よんコス」、10月開催計画、コスプレイヤーを隊長に応援隊が発足

7691

【よんコス応援隊の隊長を務める杠小珠々さんと事務局長の角田喜彦さん=四日市市諏訪栄町】

 四日市市の中心商店街で新しいコスプレイベント「よんコス」を10月に開催しようと、計画が動き出している。商店街に店を開くコスプレイヤーが隊長になって応援隊も発足。応援隊のメンバー、協賛企業なども募集する。

 四日市市の中心商店街での開催なら、広いアーケードで雨でも安心。近鉄四日市駅に近く、会場へのアクセスも抜群だ。周辺には諏訪公園などの撮影スポットも多く、たくさんの飲食店があるので、参加者の交流もしやすい。

 10月はハロウィーンの時期で、開催日やイベント内容などもこれから確定されていくが、多くの人に参加してほしいと考えている。そのために、撮影エリアの選定や更衣室の準備など、おもてなしにも心掛けたいという。

 「よんコス応援隊」は、東京や名古屋などのコスプレイベントに参加してきた三重県出身の杠小珠々(あかなし・こすず)さんが隊長。広告デザイナーとして東京や神戸などで仕事をする一方、四日市の商店街に4月にオープンしたコンテナ商業施設「E-YAN CROSSPORT」にアイスクリーム屋さん「Lovbit(ラビット)」を開いている。

よんコス応援隊の仲間を求めるチラシ

 杠さんによると、コスプレの内容は時代とともに変化しており、最初はアニメの登場人物など同じ扮装が多かったが、最近はゲームの主人公やオリジナルのキャラクター、時の人や話題をコスプレで表現するなど多様化しているという。

 杠さんは一時期、仕事で遠方のイベントに出かけにくくなり、コスプレから遠ざかっていたが、今回、商店街での新イベントで地域を盛り上げたいとの思いに賛同し、応援を引き受けたという。「地元にこんな企画があったら参加したいのに、と思っている人は多いはず。たくさんの人が参加してくれるよう、がんばりたい」と話している。

四日市市内でイベント会社を経営する角田喜彦さんが応援隊の事務局長を務め、杠さんと一緒にSNSのXの「よんコス応援隊 @yoncossupport」やYouTubeなどで募集活動を展開する。10月のイベントに向けて、応援隊のミーティング、事前イベントも企画する。参加者募集のチラシや応援隊のロゴマークもつくった。イベントに共感してくれる人の応援隊への参加も待っている。

よんコス応援隊のロゴ