三重県立朝明高校(四日市市中野町)野球部は、人数の少なさを感じさせない明るさと声の大きさが持ち味だ。秋季三重県高校野球では、四日市四郷など5校による連合チームとして出場。ムードメーカーとして貢献し、単独出場校を制した。
選手4人と1人のマネージャーで活動
現在の部員は1年生4人と2年生の女子マネージャー1人。夏の三重大会も四日市四郷高校との連合チームで戦った。3年生が引退した今、部を最もよく知るのはソフトボール経験者のマネージャーだ。主将は固定せず、週替わりの当番制で務めている。
和田明久監督は「少人数でも合同練習で他校の選手から学ぶことが多く、刺激になる」と話す。連合チームには各校の主力が集まることもあり、強豪校を脅かす展開になる試合もあるという。
4人は全員が野球経験者。同学年だけの少人数のため意思疎通がしやすく、仲の良さが練習の雰囲気を支えている。人数が少なくても声を出して士気を高める姿勢は変わらず、5校が集まったチームでありながら、朝明の選手たちが率先して声を上げ、一体感を高めた。延長戦に持ち込み、勝利につなげた。
連合チームで2人が秋季大会に出場
濵口晃也選手はサードとして、連合チームに朝明から唯一スタメン入りした選手。初回から安打を放ち、連合チームは3点を得点。幸先のいいスタートを切った。連合チームの主将で四郷の川合康惺主将(2年)の姿に刺激を受け、「来年、新入生が入るころには、自分がチームを引っ張る存在になりたい」と意気込む。

石本稜磨選手は代打で途中出場し、バントで出塁した。メンバーの負傷により急きょ出場したが、動じることなく、落ち着いて役割を果たした。

保護者も部員の人数より多く集まり、部員らのプレーに拍手や声援を送っていた。選手、マネージャー、監督との一体感が感じられるチームだ。
大人数の部とは違う持ち味や、連合チームで得た経験を糧に、日々の練習にも前向きに取り組んでいる。部の公式インスタグラム(https://www.instagram.com/asake.baseball0415/#)でも、日々の練習や試合について発信している。















