三重県四日市市保々地区を流れる彦佐川で、ホタルが見ごろを迎えている。川辺では幻想的な光の舞が広がり、写真愛好家らが初夏の風物詩を楽しんでいる。湿度や気温に影響されるためホタルがいつまで見られるかはっきりしないが、見ごろは今月上旬まで。
保々地区では、彦佐川や古城川の流域にゲンジボタルが生息しており、彦佐川では例年1000匹から1200匹ほどが観察される。地域住民でつくる「保々の自然に親しむ会」が生育環境の整備を続けており、毎年観察会を開催。今年は5月30日に行われたが、その後も見ごろが続いている。
ホタルは、湿度が高く風の弱い夜に活発に飛翔するとされる。同市の写真愛好家で、数々のコンクールで入賞している中川昭さんは、6月1日夜に現地を訪れ、「草に止まって光るホタルの姿も見られた。川沿いを歩くと、50匹から60匹くらい見えた」と話した。
撮影アドバイス
中川さんが撮影した写真は、15秒露光の写真を8枚重ねた比較明合成によるもの。「明るいレンズを使い、背景が少し写る程度のISO感度と露出時間にする。例えばF1.8・50ミリならISO500〜800で15〜30秒ほど。三脚とレリーズは欠かせない」と語った。
生息地は北勢中央公園の近くで、歩行者の安全確保のため、彦佐川流域の農道は車両の進入が禁止されている。来訪者には同公園の駐車場の利用を呼びかけている。生息地の位置はグーグルマップでも検索できる。









